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 誰も知らない
『誰も知らない』を観てました。
ずっと観たかったのですが、ようやく観れました。

柳楽くんが賞とったことで有名だから、ご存知な人が多いんでしょうが、一緒に観てた同居人がストーリーをほとんど知らなかったので、一応ざっと説明すると、4人の子供が母親に捨てられちゃう的なお話です。

父親の違う4人の子供を持つ母親(YOU)。但し、子供達は全員出生届けが出ていないため、長男(柳楽)以外は全員、基本的に外出禁止。住んでるアパートの大家さんにも、長男と二人暮しということにしてある。もちろん学校にも通っていない。
それでも楽しく親子で暮らしているのですが、ある日母親に恋人ができて、年端のいかぬ4人の子供を置いて出ていってしまうっていうお話。
ストーリーとしてはとてつもなく哀しいお話なのでしょうが、
なんだろう、なんか押し付けがましくないというか…。
重い話なんですけど、悲劇悲劇していないところがすごいです。

演技もすごく自然なかんじ。というかむしろ演技じゃないと言ってもいいかもしれません。
普通に皆で暮らしてる、その日常を淡々と切り取ったような映像。すごくリアルです。こんなに違和感のない演技は初めて見たよ。

普通に考えたら最悪なことをしているはずの母親が憎らしくないんです。
YOUのキャラクターもあるのかもしれないけども、しょうがない人だなあってかんじで見れてしまう。
それはきっと、子供たちが母親を憎んでいないからなんだろうなあ。
一年近く置き去りにされてても、いつか帰ってくるんじゃないかってひそかに希望を持ってる。
絶望的なシチュエーションなのに、どっかに希望が見え隠れしているかんじ。
全体に流れる優しくて暖かな空気がなんとも言えず泣けます。

すごく普通の住宅街が舞台なのですが、そのへんがまたたまらなくノスタルジィ。
だから、住宅街とかそういう風景に弱いんですってば!!グッときちゃうんだよねえ。

そうそう、日常っていうのはさあこういう風に進んでいくんだよなあ、なんてことを思いました。
どんなに大変で哀しいことがあったとしても、ノンストップで今日は終わり明日がやってくるわけで。
誰しも、そんな風にさまざまな問題を抱えながらも、ゴハン食べてお風呂に入って布団に入って眠るしかない。
どんなに大変な問題を抱えていたとしても、そうやって今日をやりすごしていくしかないんだってことを改めて感じました。

まあなんかうまく書けないですけど、静かに心に残る映画でした。
なんとも言えず切ないです。
また心の整理がついたらもう一度観たいかんじの映画です。

映画公式サイト
■誰も知らない
ちなみに、この映画の元になった事件記事。
■巣鴨子供置き去り事件

誰も知らない
誰も知らない
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